古本屋の陳列の仕方

本屋さんに行くと分かりますが、本の陳列方法はその店によって異なるのですが、サイズ別で並べる事もあり、同じ大きさで棚に並べると綺麗でスッキリとしたように見えますし、大型の本は大型の本で別け、新書は新書判として本の判型でそろえると確かに綺麗なのですが、本を買いに来た人にとっては大変です。

私の店では単行本や文庫本を著者別にそろえるようにし、50音順に作家の名前を本の間に挟んで探しやすく見やすくしているので、買取してきた本を並べる方法としては最適です。
また、来店したお客さんが戸惑わないように、本棚には図書分類として天井にプレートを吊り下げておくなどの工夫も必要になります。

開店準備として本棚を用意しなくてはなりませんが、費用を抑えたいのであれば家庭用の組み立て式である本棚も良いとおもいますし、組み立てるにしてもドライバーさえあれば簡単に完成しますので良いのですが、耐久性を考えるとお勧めはできません。

お店をオープンしたころは、この家庭用の本棚を利用していたのですが、スチール製だったので、本をいっぱい詰め込んでしまう事で、重みで歪んでしまいますし、一度曲がってしまうと元には戻りませんので、意外と頑丈ようで弱いのです。

開店資金は、本の買取だけに掛かるのではありませんので、オープンしてからの流れなどもイメージして必要なものを忘れないように書き出しておきましょう。

本棚と防犯防止

資金的に余裕がある場合は、大工さんにお願いして古本屋の店内にあうような本棚を作ってもらうというのも手ですし、大きさや形の自由もきくので、知り合いに大工さんがいるのであれば安くして良いと思いますが、見栄えとして塗装をしないと安い感じがしてしまいますので、製品で売っているものと比べると違いがわかります。

日本は地震が多い国でもありますので、本棚は地震に耐えられるように考慮されたものがよく、震度5以上の揺れが来ても倒れない本棚を考えるようにし、今では天井と本棚を支える棒も売っていますし、床との間に傾斜させるゴム素材を挟むこともできます。

私の古本屋では、本棚は壁にビスで全て止めてあり、隣に並んでいる本棚同士は金具で打ち付け、更に本棚と天井の間に板を打ち付けているので、倒れませんし動きません。

また、本棚を並べるときに大切になってくるのは、蛍光灯の位置でして、一度配置してしまうと簡単に移動はできませんので、縮小した平面図を作成してから配置位置を考え、棚の位置が決定したら照明が届かない暗部が無いように天井の蛍光灯の位置も決めましょう。

このときに大事になってくるのはレジからの死角をなくすことでして、なくそうと思ってもどうしても出来ますので、減らすように通路を設定するようにしてください。

どうしようもない場所は、防犯ミラーなどを天井から下げて、店内全体が完全に見張れるように構築するようにし、万引きされないための防犯対策を施しましょう。